一日 = 毎日。

 

 一日中、どこかの時間で働いている人がいます。最近は深夜営業、24時間営業が話題になっていますが、やはり、道路工事や施設の電気工事、日中では交通量や歩行者が多かったりして、深夜、世の中が寝静まったころから作業しだすのは効率的です。

 

 コンビニなどの販売店は、それほどまで、深夜営業する必要性はなく、夜中の3時にお弁当が買えなくても、ピンチになる人はほぼいないでしょう。

 

 交通機関では、ほとんどが、終電、始発営業ですが、ここは本数を減らしても、24時間動いているべきだと思います。深夜に活動している人たちの足になり、走って最終便にかけつかなくてもいいように。

 

 ブラジルでは、都市部の路線バスなどは、一日中動いています。治安の問題もややありますが。当然、広い国なので、長距離バスも運転手を代えながら数日間走り続けます。街中では、いつでも待っていればバスが来るというのは、その分、人たちは帰りの時間を気にしないで、今を楽しむことができます。最終があるとそれに合わせた行動をその前に取らなくてはならないので、生産性の面からも効率が悪くなります。

 

 夜、遊んでいた人たちも、最後は自宅へと帰るので、無理な泊まり歩きもしないで済む。何よりも、終電を気にしながら、飲んでいるのは最悪です。なので、ぼくは、早い時間からではないと、外でのみにはいきません。また、飲み食いに¥3000使って、タクシーに¥5000使って帰ってくるようなこともしません。

 

 深夜営業については、本当に必要なものと、なくても差し支えないものに分けて、あとはその事業主が決めればいいと思っています。何か、命を削ってまで夜中に働くことはないと。夜は暗くて静かなものです。ここで動くのは、体力のある若者に任せましょう。

 

 生き物の世界では、あえて夜に活動するものがいますね。必要性に応じて、そういった進化をしてきて、体の機能の十分に夜対応している。しかし、人間は多かれ少なかれ、太陽に当たらないと具合が悪くなってしまいます。理想は、日の出とともに起きて、日没とともに眠る。日中は活動的に、激しい動きに合わせた体調になり、日が暮れると、休養の時間。生命活動を体のメンテナンスに充てる。

 

 それぞれの人種に合わせた、この時間帯での活動が人を健康に保つ。健康であれば、精神状態も落ち着いて、無駄ないさかい事もなくなる。人は、その力を自然と対峙するために使う。争いごとをしている場合ではありません。

 

 毎日毎日、同じ行動をとる。朝は起きてからこうやり、仕事から帰ってくると、まずはこれから取り掛かる。というようなことの繰り返しで、日々、継続してやる。このやり方だと、あまり無理をしないで、体がだんだんと慣れていきます。体のリズムができてきたら、もうこっちのもの。ストレスなく、きちっとした暮らしに落ち着きます。

 

 どこか、調子を落としそうなときは、大体わかります。小さな体の異変にも、早めに気づくことになり、結果、じっとしているうちに、体は元に戻っていきます。そして、どうして調子を落としたのだろう?という原因も、数日前にさかのぼって、いつもと違った行動を思い出してみれば、原因も見つけやすくなります。

 

 お金もかからないし、ある意味、お医者さんの出番もありません。自分の体と、よく会話することの大切さがここにあります。病気になる時は、すべてを把握するのは不可能ですが、あらかじめ予知したり、気を付けることで、予防になります。病気はほとんど、あるいはすべてが、症状が出る前の、直近の暮らしぶりがどうだったか?というところに明白な原因があります。

 

 ぼくの場合、こういう暮らしに必要のないものベスト3は、1、テレビ、2、付き合い、3、食べすぎ、です。テレビは言うまでもありません。友人が東京に来て「じゃ、池袋あたりで一杯やろう!」これは付き合いではありませんよね。それと食べ過ぎ。これぼくも今だに、たまにやっちゃいます。食べているときも、後半戦は闘いみたいになってしまって「やっぱり、もっと押さえておけばよかった…!」と。

 

 後悔先に立たず。

 

 そんな暮らしを続けながら、少しづつ、新しいメニューを模索しています。