雨、

「午後からは、傘の準備をお忘れなく」

天気予報では、そんなところまで心配してくれます。

雨も、お国柄がいろいろ出て、

(雨が降ったら、濡れればいい)

という土地の人たちからは、

自転車に乗るときも、

片手に傘を持って走る日本での光景は

という気持ちでしょう。

 

生活がどんどん便利になって、

自由な時間が増え続けているとはいえ、

引き継いできたライフスタイルまでは、

あまり削らないほうがいいと思っています。

 

海外に行くと、

妙に、昭和を感じるようなことが、

人々の暮らしの中に残っています。

 

雨が降ると、子供たちは外ではしゃぎ、

夕方、道には各家庭からの夕飯の匂いがあり、

野球(国によってはサッカーとか)中継。

あまり控えめでない音量で聞こえてくるTVの音。

 

暮らしは、そこそこ不便で、

身体も、それなりに疲れていて、

ゆえの、

風呂の気持ちよさ、

1杯の美味さ、

 

マナーや、挨拶、

しゃべり方といったものたちが、

どんどん日本では、

ガラパゴス化

 

なので、僕は、

時折、海外に行きます。